元レぺゼン地球のCandyFoxx(キャンディーフォックス)がインドで大炎上しているとして話題になっています。
事の発端は、キャンディーフォックスが5月5日に投稿した「カレーポリス」というMVがきっかけとのことです。
現在は削除されている「カレーポリス」ですが、一体どのような内容で海外(インド)で大炎上しているのでしょうか?
この記事では、そんなキャンディーフォックスがインドで大炎上している理由についてを分かりやすくまとめていきます。
カレーポリスとは?
カレーポリスとは、元レぺゼン地球のCandyFoxxが2021年5月5日に公式YouTubeチャンネルに投稿したミュージックビデオで、正式名所は「Namaste!! CURRY POLICE」です。
MVには、カレーポリスと名乗るインド人の男性が陽気な曲に合わせてダンスを踊る様子などが描かれています。
インドで大炎上したことによって現在は削除されていますが、YouTubeユーザーが動画を転載していたので、一応掲載しておきます。
CandyFoxxがインドで大炎上している理由は?
人気YouTuberの「たっくーTV」さんがカレーポリスについてインド人本人に直接聞くという動画を投稿していたので、そちらを元に炎上理由を紹介していきます。
炎上理由を簡潔に説明すると「インドの文化を侮辱している描写が多くある」という事が原因だそうです。
インドに実際に住んでいるマニさんは、インド人がカレーとナンしか食べないと決め付けたような描写、そしてそれらがないと裸で踊り出すというストーリーがインド人を馬鹿にしていると語っています。
上記他にも、インドを侮辱しているという描写が大きく分けて4点ほどあるというので、順番に紹介していきます。
1.インド人はカレーしか食べないという描写
インドではカレーやナンの他、タンドリーチキンやビリヤニなどの料理も有名ですが、カレーポリスのMVでは「カレーやナンしか食べない」と捉えられても仕方のない描写が多く含まれています。
例を挙げるのであれば、主人公の「カレーポリス」がMV上で「カレー以外の食べ物を食べた事がない」と発言しています。

このような描写がインド人の間で「間違った文化を描いている」として炎上しているみたいです。
2,ナンで無賃乗車する描写
カレーポリスのMVには、インド人が「ナン」で無賃乗車をしている描写も存在しています。

これもインド人の間では「インドを馬鹿にしている」と炎上しています。
飛行機に乗る際に「ナン」をチケット代わりにするという描写は非常に斬新なのですが、確かにとらえ方によっては「馬鹿にしている」となってもおかしくないですね。
また、無賃乗車というのは世界共通で犯罪行為なので、MVとはいえ犯罪行為をするインド人というのは印象いいものではありません。
3.ハンバーガーを食べている描写
インドの主な宗教の「ヒンドゥー教」では、牛を神聖であるとみなし、動物を崇拝しているということから「牛肉」を食べるという文化がありません。
また、牛を殺めるという行為は「罪」とみなされるようです。
ですが、カレーポリスのMVではインド人がハンバーガーを食べている描写があります。

基本的にハンバーガーは「牛肉」が使われているので、この描写はインド人が牛肉を食べるものになります。
これはインドだけでなく、ヒンドゥー教も馬鹿にしているとして炎上しています。
4.ヒンドゥー教とイスラム教を混ぜた描写
カレーポリスのMVで最も炎上のきっかけとなったのは「ヒンドゥー教とイスラム教を混ぜた描写」が原因です。
MV内でヒンドゥー教の神様である「ガネーシャ」が魔法のランプから出てきている描写があります。

そもそも魔法のランプというのはイスラム教の話に出てくるものなのですが、このMVではイスラム教の「魔法のランプ」からヒンドゥー教の「ガネーシャ」が出てきています。
これがインド人の間で「神様のことを馬鹿にしている」と炎上しています。
日本大使館も動く事態に
今回インドで大炎上したキャンディーフォックスですが、火種は本人たちだけでなく、日本大使館も巻き込む事態となっています。
どうやらカレーポリスを視聴したインド人が激怒したことによって、在インド日本大使館に苦情が殺到しているようです。
この苦情を受けた日本大使館は、Facebook上でインドの方々に向けて謝罪の声明文を公開しています。
以下は在インド日本大使館が公開した声明文です。

声明文を翻訳すると以下になります。
CandyFoxxがYouTube上で謝罪
炎上によってカレーポリスを削除したキャンディーフォックスですが、三日後の5月8日には謝罪声明文を公開しています。
私のビデオについて、遠慮なくお詫び申し上げます。
私はインドが大好きで、たくさんのインドのコメディを見て、とても好きです。 ビデオはあなたを楽しませるためのものでしたが、私の無知は反対の結果をもたらしました。
私は確かに私の不注意な行動とユーモアの試みを後悔しています。
私はインドの文化や価値観についてもっと学び続け、将来は実際に笑う価値のあるものを作ろうとしています。
私はあなたの文化を本当に尊重し、あなたを怒らせるつもりはないと信じてください。 心よりお詫び申し上げます。
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5月5日、インドの文化を歪めた動画が一部の日本人によってYouTubeに投稿されました。
このビデオは、日本とインドの市民の間で論争を引き起こし、多くのインド人の友人が彼らの苦情を日本大使館に登録しました。
動画が削除され、コンテンツを投稿した日本人が心からお詫び申し上げます。
このまったく不適切なビデオが多くのインド人の友人を怒らせたことは残念でした。
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